重信・鈴木らの論文がMicrobes & Environments誌の2019年論文賞に選ばれました
重信・鈴木らの共生的抗菌ペプチドBCRに関する論文が、2019年 Microbes & Environments誌 論文賞 Most Valuable Paper （MVP）に選ばれました。
https://www.microbes-and-environments.jp/most-valuable-paper-in-the-year-2019/
筆者らはこの論文で、アブラムシの共生器官に高発現するBCRペプチドが抗菌活性を有する新しいタイプの抗菌ペプチドであることを明らかにしました。ある種のマメ科植物は共生器官で抗菌ペプチドを合成し共生細菌を制御していることが知られています。本論文は動植物に共通する共生のメカニズムに新たな洞察を与える研究として高く評価されました。
This study is quite exciting and provides novel insights into the molecular mechanisms of host-endosymbiont relationship. We all are excited to see the following reports from the group of authors.
本研究は、基礎生物学研究所個別共同利用研究として鹿児島大学・内海研究室と共に実施しました。
受賞対象論文