様々な生物の様々な組織で、ゲノムセットを複数もつ細胞、つまり倍数化した細胞が意味ありげに存在しています。これまで、社会性昆虫を材料に、個体の役割(繁殖する・しない)と臓器や細胞の特殊化との関係について、細胞の倍数性に着目して研究してきました。進化ゲノミクス研究室では、アブラムシと細菌ブフネラの細胞内共生をはじめとする、昆虫/細菌共生系において、倍数化がどんな意味を持つのか解明したいと考えています。
卒業, 2009
愛知県立千種高等学校
学士, 2014
京都大学農学部
修士, 2016
京都大学大学院農学研究科
博士, 2019
京都大学大学院農学研究科